いちばんいっぱい

出逢って 大好きになって 抱きしめて 手放して

26歳の中島健人と私

 中島健人くん、27歳の誕生日おめでとうございます!24歳の健人くんの誕生日を機にブログを開設し、出会いや活動を振り返るようになって早4回目。こうして今年もお祝いできることが嬉しいです。
 2021年3月はSexyZoneデビュー10周年を掲げたツアー開催やアルバム、カレンダー、シングル発売…と、グループ活動だけでも怒涛の展開ですが、直近ではNetflixで配信予定の映画「桜のような僕の恋人」で主演を務めることが発表されましたね!こちらもおめでとうございます。

 キャスティングのきっかけはMyojo2020年1月号の個人連載「キミと暮らせたら。」で健人くんが紹介したのが縁とのこと。WOWOWでの冠番組開始もですが、好きをポジティブに発することで新たなお仕事につながるのが本当に素敵だなと思います。
 さて、今年も26歳の健人くんのお仕事の中で個人的に印象に残ったもの、特にコロナ禍でも思考を凝らして精力的に向き合っていたなと感じるものについて自分の備忘録も兼ねて取り上げます。

 

その1:ドラマ「未満警察 ミッドナイトランナー」をやり遂げたこと!
 「健人と紫耀2020 新プロジェクト」銘打って大々的にスタートしただけに、素人目から見ても周囲からの強い期待を感じるお仕事でした。本人同士で交換日記を行ったり「踊ってみた。」動画が出たりと、中島健人平野紫耀であることを前提としてのアプローチも多く、まさに一大プロジェクト。二人で司会を任されたPremium Musicも数々の番組に宣伝でゲスト出演したことも、雑誌でいろんな形で取り上げられたことも…こんなに供給が多いのはなかなかないので嬉しい悲鳴でした。
 新型コロナウイルスの影響で一時はどうなることかと思いましたが、無事クランクアップし、ひとつの作品として世に送り出すことができて本当に良かったです。ドラマ自体はおそらく当初予定していた内容とは違うものになったかもしれないけれど、だからこそ生まれた「リモート未満警察」もあって、健人くんのこの企画にかける思いや、それを尊重して形にしてくれる制作チームの方々が健人くんの周りにいることがわかりファンとしては嬉しかったし、安心もしました。
 また、W主題歌として起用された「RUN」という楽曲に巡り合えたことも大きな財産だなと。2020年3月末に歌番組で初披露されたときからどことなくこの曲にかける気迫を感じていましたが、同年9月にMUSIC DAYでSexyZone5人でパフォーマンスしているのを見てさらに胸が熱くなりました。ドラマの内容に重なる歌詞ではありながらも、松島聡くんの活動再開とともに始まる、新たなSexyZoneの幕開けとも言える楽曲に進化しましたね!たくさんの方に届く楽曲になったのは間違いなく皆の力なので、これからも自信を持ってパフォーマンスを届けてほしいです。


その2:「Smile Up! Project~続けよう、僕らにできることを。」で代表して感染拡大防止を呼びかける取り組みに参加!
 新型コロナウイルス感染拡大に対する支援活動として始まった「Johnny’s Smile Up ! Project」。影響力がある彼らだからできる活動ですが、修二と彰でジャニーズに興味を持って、Hey!Say!JUMPの山田くんに憧れてジャニーズに入所して…今や肩を並べて仕事するなんてとても夢があるというか、有言実行力が本当に凄いなと思いました。ただやる気があるだけではこういったお仕事に選ばれないと思うんですよね。世間的な認知度も勿論ですが、本人が今まで培ってきたイメージや努力があってこそかと。

 こちらの動画では、最前線で戦う医療者の言葉を真摯に受け止めつつ、最後には救急医の先生の笑顔を引き出していたところが素敵でした。


Smile Up! Project ~続けよう、僕らにできることを。~「最前線でウイルスと対峙する医師インタビュー」Sexy Zone 中島健人

 STAY HOME期間を使ったジャニーズの皆さんの様々な動画がyoutubeに投稿されるなかで、個人で編集して提出した(と思われる)「2日目の彼」「#Youごはんしちゃいなよ」も健人くんらしさを存分に発揮していて良かったです!


Smile Up ! Project 〜#Youごはんしちゃいなよ〜 中島健人

  Johnny’ Webでもファンを励ます動画やボイスメッセージを投稿してくれたり、千賀健永くんと曲を作ってくれたりと、何気ない日常をたくさん彩ってくれました。コンサートやイベントで会えない日々が続きますが、健人くんからファンへの愛情を感じることができて本当に幸せでした!


その3:「中島健人、映画を語る」での発言

 先日発売された「日本映画navi 2021 vol.92」にて、健人くんの映画好きの一面を大きく引き出したインタビューが掲載されていました。2020年2月にアカデミー賞授賞式の現地リポーターを務めてたくさんの反響があったこと。帰国後に撮影したドラマでもちょっと気持ちが違ったこと。クリストファー・ノーラン監督の前で即興でアピールしたときの心境。好きな作品や役者についても読み応えたっぷりの記事でしたが、何より考えさせられたのはアイドルとしての役者の在り方について見解を述べていたところです。以下、それを一部抜粋したものです。

極端なことを言うとアイドルって役だと思うんです。僕はある意味、アイドルという役に普段から人生を持って行かれちゃってるところがあるので。(中略)

―アイドルは役だとおっしゃっていましたが、アイドルを演じるといっても、演じることは嘘ではないと思うんです。その中にちゃんと本当があるから観ている人にも届くというか。アイドルを演じることとお芝居で演じること、似ているような気がするのですが。

10代からやってきて、これまで築き上げられたものは硬いので、アイドルが俳優をやるというのは、ゼロベースじゃない難しさがあるんです。言ってみれば、僕は100ベースなんですよ。役者さんはゼロから1個1個積み上げればいいけれど、アイドルは100を1個ずつ抜いて、ゼロにしてから始めないといけない。だから、これからの僕の人生の課題は、引き算ですね。
(中略)
ただ、引き算といっても、何も準備しないでいくのは、引き算じゃないんですよね。自分の中で集約して、一度仕上げてから、抜く作業なんだと思うんです。何もしないでいく人は、俺、おそらくいないと思う。そもそもアイドルっていう場所に身を置いているから、役者さんの2倍、努力しないといけないと思っているんです。だから、今年はアイドルというフィルターを通して、しっかりと映画に関心を向けてくれるような幅広いお客さんに届くといいなと。どうしてもフィルターはかかってしまうけれど、それはいいと思うんです。俺、生粋の役者じゃないし。でも、アイドルでも、こういうお芝居ができるんだよっていうものをお見せしたい。ただ引き算できるのは、足し算してきたこれまでがあるからなんですよね。もっともっと学んで、身につけたいこともいろいろありますけど、とにかく今年は引き算だなと思っています。

 私と健人くんの出会いこそ映画「銀の匙」の番宣ですが、"アイドルSexyZoneの中島健人"の魅力に触れて本格的に興味を持ったので、正直"役者中島健人"は別物というか、アイドルと役者の二つの軸で捉えていました。

 健人くんがどんな仕事にもひとつひとつ丁寧に向き合っているのは理解しているつもりですが、お芝居のお仕事をしている時に役に引っ張られる言動を見かけたこともあり、好きになったはずの姿から離れていくように見えてしまって...アイドルとしてのお仕事は全面的に追っても、役者としてのお仕事は好みでなさそうなものは観ないというスタンスでこれまで応援してきました。ここ数年では、お芝居を通じて世界で活躍したいという思いが強まるあまり、いつかアイドルではない自分を選んでしまうのではないかという不安も少しありました。

 しかし、このインタビューを読んで、いまはアイドルとしての自分を軸にしたうえで活動していることがわかったし、健人くんのお芝居への気持ちを舐めていたというか、フィルターがかかっても作品を届けたいという健人くんの気持ちを汲み取れていなかったんだなと。アイドル中島健人をきっかけに出会う新たな作品もあるのに、中途半端な先入観で出会いの可能性を潰していたのが勿体なかったと考えました。

 彼曰く「引き算できるのは、足してきたこれまでがあるから」ですし、健人くん自身がアイドルとしての自分に誇りを持ち、軸を見失わないかぎり、その真っ直ぐな思いを受け止めて、お芝居含め色んな活動を前向きに応援していきたいです。

 

 この他にも書き記したいことはたくさんありますが、上記の三点にまとめました。

 2020年はコロナ禍でエンタメの在り方そのものが問われ、私たちがコンサートやライブを見に行けない辛さとはまた違ったもどかしさや苦しさが、エンタメを届ける側にはあったように思います。そんななかでも、アイドルとして志高く邁進し続けてくれた健人くんには、本当に感謝しています。26歳の健人くんに会えなかった分、27歳の健人くんに会うときには、少しでも成長した自分で会えるといいな。SexyZone10周年も一緒に楽しんでいきましょう!

 いつもたくさん愛情を届けてくれてありがとう。27歳の健人くんもよろしくね!