いちばんいっぱい

出逢って 大好きになって 抱きしめて 手放して

26歳の中島健人と私

 中島健人くん、27歳の誕生日おめでとうございます!24歳の健人くんの誕生日を機にブログを開設し、出会いや活動を振り返るようになって早4回目。こうして今年もお祝いできることが嬉しいです。
 2021年3月はSexyZoneデビュー10周年を掲げたツアー開催やアルバム、カレンダー、シングル発売…と、グループ活動だけでも怒涛の展開ですが、直近ではNetflixで配信予定の映画「桜のような僕の恋人」で主演を務めることが発表されましたね!こちらもおめでとうございます。

 キャスティングのきっかけはMyojo2020年1月号の個人連載「キミと暮らせたら。」で健人くんが紹介したのが縁とのこと。WOWOWでの冠番組開始もですが、好きをポジティブに発することで新たなお仕事につながるのが本当に素敵だなと思います。
 さて、今年も26歳の健人くんのお仕事の中で個人的に印象に残ったもの、特にコロナ禍でも思考を凝らして精力的に向き合っていたなと感じるものについて自分の備忘録も兼ねて取り上げます。

 

その1:ドラマ「未満警察 ミッドナイトランナー」をやり遂げたこと!
 「健人と紫耀2020 新プロジェクト」銘打って大々的にスタートしただけに、素人目から見ても周囲からの強い期待を感じるお仕事でした。本人同士で交換日記を行ったり「踊ってみた。」動画が出たりと、中島健人平野紫耀であることを前提としてのアプローチも多く、まさに一大プロジェクト。二人で司会を任されたPremium Musicも数々の番組に宣伝でゲスト出演したことも、雑誌でいろんな形で取り上げられたことも…こんなに供給が多いのはなかなかないので嬉しい悲鳴でした。
 新型コロナウイルスの影響で一時はどうなることかと思いましたが、無事クランクアップし、ひとつの作品として世に送り出すことができて本当に良かったです。ドラマ自体はおそらく当初予定していた内容とは違うものになったかもしれないけれど、だからこそ生まれた「リモート未満警察」もあって、健人くんのこの企画にかける思いや、それを尊重して形にしてくれる制作チームの方々が健人くんの周りにいることがわかりファンとしては嬉しかったし、安心もしました。
 また、W主題歌として起用された「RUN」という楽曲に巡り合えたことも大きな財産だなと。2020年3月末に歌番組で初披露されたときからどことなくこの曲にかける気迫を感じていましたが、同年9月にMUSIC DAYでSexyZone5人でパフォーマンスしているのを見てさらに胸が熱くなりました。ドラマの内容に重なる歌詞ではありながらも、松島聡くんの活動再開とともに始まる、新たなSexyZoneの幕開けとも言える楽曲に進化しましたね!たくさんの方に届く楽曲になったのは間違いなく皆の力なので、これからも自信を持ってパフォーマンスを届けてほしいです。


その2:「Smile Up! Project~続けよう、僕らにできることを。」で代表して感染拡大防止を呼びかける取り組みに参加!
 新型コロナウイルス感染拡大に対する支援活動として始まった「Johnny’s Smile Up ! Project」。影響力がある彼らだからできる活動ですが、修二と彰でジャニーズに興味を持って、Hey!Say!JUMPの山田くんに憧れてジャニーズに入所して…今や肩を並べて仕事するなんてとても夢があるというか、有言実行力が本当に凄いなと思いました。ただやる気があるだけではこういったお仕事に選ばれないと思うんですよね。世間的な認知度も勿論ですが、本人が今まで培ってきたイメージや努力があってこそかと。

 こちらの動画では、最前線で戦う医療者の言葉を真摯に受け止めつつ、最後には救急医の先生の笑顔を引き出していたところが素敵でした。


Smile Up! Project ~続けよう、僕らにできることを。~「最前線でウイルスと対峙する医師インタビュー」Sexy Zone 中島健人

 STAY HOME期間を使ったジャニーズの皆さんの様々な動画がyoutubeに投稿されるなかで、個人で編集して提出した(と思われる)「2日目の彼」「#Youごはんしちゃいなよ」も健人くんらしさを存分に発揮していて良かったです!


Smile Up ! Project 〜#Youごはんしちゃいなよ〜 中島健人

  Johnny’ Webでもファンを励ます動画やボイスメッセージを投稿してくれたり、千賀健永くんと曲を作ってくれたりと、何気ない日常をたくさん彩ってくれました。コンサートやイベントで会えない日々が続きますが、健人くんからファンへの愛情を感じることができて本当に幸せでした!


その3:「中島健人、映画を語る」での発言

 先日発売された「日本映画navi 2021 vol.92」にて、健人くんの映画好きの一面を大きく引き出したインタビューが掲載されていました。2020年2月にアカデミー賞授賞式の現地リポーターを務めてたくさんの反響があったこと。帰国後に撮影したドラマでもちょっと気持ちが違ったこと。クリストファー・ノーラン監督の前で即興でアピールしたときの心境。好きな作品や役者についても読み応えたっぷりの記事でしたが、何より考えさせられたのはアイドルとしての役者の在り方について見解を述べていたところです。以下、それを一部抜粋したものです。

極端なことを言うとアイドルって役だと思うんです。僕はある意味、アイドルという役に普段から人生を持って行かれちゃってるところがあるので。(中略)

―アイドルは役だとおっしゃっていましたが、アイドルを演じるといっても、演じることは嘘ではないと思うんです。その中にちゃんと本当があるから観ている人にも届くというか。アイドルを演じることとお芝居で演じること、似ているような気がするのですが。

10代からやってきて、これまで築き上げられたものは硬いので、アイドルが俳優をやるというのは、ゼロベースじゃない難しさがあるんです。言ってみれば、僕は100ベースなんですよ。役者さんはゼロから1個1個積み上げればいいけれど、アイドルは100を1個ずつ抜いて、ゼロにしてから始めないといけない。だから、これからの僕の人生の課題は、引き算ですね。
(中略)
ただ、引き算といっても、何も準備しないでいくのは、引き算じゃないんですよね。自分の中で集約して、一度仕上げてから、抜く作業なんだと思うんです。何もしないでいく人は、俺、おそらくいないと思う。そもそもアイドルっていう場所に身を置いているから、役者さんの2倍、努力しないといけないと思っているんです。だから、今年はアイドルというフィルターを通して、しっかりと映画に関心を向けてくれるような幅広いお客さんに届くといいなと。どうしてもフィルターはかかってしまうけれど、それはいいと思うんです。俺、生粋の役者じゃないし。でも、アイドルでも、こういうお芝居ができるんだよっていうものをお見せしたい。ただ引き算できるのは、足し算してきたこれまでがあるからなんですよね。もっともっと学んで、身につけたいこともいろいろありますけど、とにかく今年は引き算だなと思っています。

 私と健人くんの出会いこそ映画「銀の匙」の番宣ですが、"アイドルSexyZoneの中島健人"の魅力に触れて本格的に興味を持ったので、正直"役者中島健人"は別物というか、アイドルと役者の二つの軸で捉えていました。

 健人くんがどんな仕事にもひとつひとつ丁寧に向き合っているのは理解しているつもりですが、お芝居のお仕事をしている時に役に引っ張られる言動を見かけたこともあり、好きになったはずの姿から離れていくように見えてしまって...アイドルとしてのお仕事は全面的に追っても、役者としてのお仕事は好みでなさそうなものは観ないというスタンスでこれまで応援してきました。ここ数年では、お芝居を通じて世界で活躍したいという思いが強まるあまり、いつかアイドルではない自分を選んでしまうのではないかという不安も少しありました。

 しかし、このインタビューを読んで、いまはアイドルとしての自分を軸にしたうえで活動していることがわかったし、健人くんのお芝居への気持ちを舐めていたというか、フィルターがかかっても作品を届けたいという健人くんの気持ちを汲み取れていなかったんだなと。アイドル中島健人をきっかけに出会う新たな作品もあるのに、中途半端な先入観で出会いの可能性を潰していたのが勿体なかったと考えました。

 彼曰く「引き算できるのは、足してきたこれまでがあるから」ですし、健人くん自身がアイドルとしての自分に誇りを持ち、軸を見失わないかぎり、その真っ直ぐな思いを受け止めて、お芝居含め色んな活動を前向きに応援していきたいです。

 

 この他にも書き記したいことはたくさんありますが、上記の三点にまとめました。

 2020年はコロナ禍でエンタメの在り方そのものが問われ、私たちがコンサートやライブを見に行けない辛さとはまた違ったもどかしさや苦しさが、エンタメを届ける側にはあったように思います。そんななかでも、アイドルとして志高く邁進し続けてくれた健人くんには、本当に感謝しています。26歳の健人くんに会えなかった分、27歳の健人くんに会うときには、少しでも成長した自分で会えるといいな。SexyZone10周年も一緒に楽しんでいきましょう!

 いつもたくさん愛情を届けてくれてありがとう。27歳の健人くんもよろしくね!

25歳の中島健人と私

 中島健人くん、26歳の誕生日おめでとうございます!そして本来なら、明日からアルバム「POP×STEP」を引っ提げてのツアーですね。ここ数年、健人くんの誕生日近くはSexy Zoneのイベントも重なっていて、たくさん幸せな気持ちになります。コロナウイルスの影響で初日公演は延期となりましたが、無事にツアーが開催されること、元気な姿で健人くんに会える日を楽しみにしています。

 さて、今年も健人くんの誕生日を機に、25歳の健人くんについて振り返ります。2019年3月末に放送された、フジテレビのスペシャルドラマ「砂の器」の和賀英良役*1に始まり、ひとつひとつの仕事を丁寧にこなしていた印象があります。その中でも、数年前の健人くんの発言や行動と縁があるなと思ったお仕事について、自分の備忘録も兼ねて取り上げていきたいと思います。

 

その1:アカデミー賞スペシャルゲストとして活躍!

 先日、雑誌の整理をしていたところ、ポポロ2018年6月号の「寄せ書きで見る、それぞれの26歳」という記事が目に留まりました。これは、ポポロ26周年を記念して、26歳以上のタレントには自分が26歳の時にどうだったかを、26歳以下のタレントには理想の26歳像やなりたい自分について話す特集だったのですが、ここで健人くんは

東京オリンピックの年だし、「マジで頼むぞ!」って感じ。英語くらいはしゃべれるようになって、活躍していたい!」

と話しているんですよね…

 いやいや、まさに第92回のアカデミー賞授賞式の現地リポーターに選ばれてるじゃないですか!!すごい!!有言実行とはこのこと。このお仕事を知らされたのは授賞式の2か月ほど前と聞きました。準備期間が短い中、ノミネート作品への理解を深めることはもちろん、実践できる英語力を磨いてレッドカーペットで果敢にインタビューに挑む健人くんを見て、改めて惚れ直しました。語学が堪能なマリウスくんを俳優さんに見立てて、インタビューの練習をしたというエピソードも含めて素敵です。WOWOWで特集番組を組んでいただけたのも、現地の様子を知ることができてファンとして嬉しかったです。健人くん自身も、いつかこのレッドカーペットを歩けたら…という発言をしていたので、有言実行してきた健人くんなら、叶えられる近い未来ではないかな、と信じています。

 

その2:京成スカイライナーのCMに起用される!

 健人くんが今まで真摯に取り組んできた(世間にイメージづけてきた)甘い言葉を存分に生かしたつくりになっていて本当に素敵でした!女性だけではなくて、男性もプリンセスとして扱っているのがミソですよね。メイキングもyoutubeで公開してくれていて、ちょっと照れ気味な健人くんも良かったです。


お客様は、お姫様。20分おきにsexy篇

 


メイキング

 

 このCMを見て、間接的に思い出したのは、スピードワゴン小沢さんとのコラボ「Honey Honey 60秒SPOT 特別ナレーションVer2.」です。公開された当初、言及していた人はさほどいなかったのですが、この特別ナレーションVer2.は、スピードワゴンの小沢さんがナレーションを担当してくださってますよね。


「Honey Honey」60秒SPOT 特別ナレーションVer2.

 

 小沢さんは、以前らじらーにゲスト出演してくださった*2ことが印象に残っています。小沢さんはセカオザとして、なかなかの名言を残していることもあって、それに感銘を受けた健人くんが自身が甘い言葉を発することについて話してくれました。その回の健人くんの発言が素敵で、以下それを一部抜粋したものです。

 

中島「甘い言葉って、ちょっとその、なんて言うのかな、笑われるときもあるじゃないですか。でもそれって、自分の中ではなんかちょっと引っ掛かりがあって。笑いを取るためにいってたわけじゃないっていうのもあったんです。なんかそれで、結構自分も考えた時期があったんですけど、でもまぁ…なんていうんですかね。なんとなくこういう言葉の会話で笑いが起きるのもしょうがないし、でもそれを含めて、じゃあ自分のアピールとして楽しもうっていうふうには、何年か前には思ってました」

 

中島「本当に、なんかもう、右隣りにずっとノートを置いていたいです。いや、本当に、jr時代から、あの…あれなんですよ。たぶん、セカオザさんもそうだと思うんですけど、あの、お客さんを楽しませたいから。で、あるいは、相手の愛にしっかりと応えるために。僕も、jr時代からファンの応えに、しっかりと応えるために、そういう言葉を自然に出してきたんですよ。それが、一時期、あの、番組とかで振られるようになって、それが、ある意味少し、まぁ…商品化というか。そういうものになったんですよ。そこからちょっと、それが、シーンていうのを問われだしてから、少しちょっと自分も迷ってたんです。でも、そこから今日、小沢さんと話して感じたのは、いやでも、間違ってなかったなって。」

松島「ぶれてなかった。」

中島「うん、ぶれてなかったんだなって。」

 約4年前の発言ではあるけれど、ファンのためにと続けてきた甘い言葉を届けるというスタンスが、未来のお仕事につながっているのは本当に素敵なことだと思います。「POP×STEP」の通常版に収録されている新しいソロ曲「SHE IS...LOVE」も、久しぶりにそんな健人くんを彷彿させる歌詞になっていて、ライブでコール&レスポンスするのが楽しみです。

POP × STEP!?[通常盤](特典なし)

POP × STEP!?[通常盤](特典なし)

  • アーティスト:Sexy Zone
  • 発売日: 2020/02/05
  • メディア: CD
 

 

 

その3:グループと向き合う時間がとれたと語る「Sexy Zoneの三日間で人生は変わるのか」

 最後に、グループでのお仕事についてです。PAGESツアーや特番「Sexy Zoneの三日間で人生がは変わるのか」を経て、健人くんのMyojoでの個人連載「キミと暮らせたら。LIFE53」では、Sexy Zoneに対する気持ちの変化について話してくれました。以下、その一部の書き起こしです。

 当時は年下組が本当に子どもだったから、話し合いたくても、できない。いっしょに頑張っていきたいけど、その方法が見つからない。だからこそ不安で仕方がなかった。「俺たち、どうなっちゃうんだろう」って……。そこで俺は心に決めたんだ。誰かが前に出て引っ張っていかないと、このグループは勝てない。「俺がそのエースをめざそう」って。でも、後列に並んでいる俺が「エースです」と主張したところで誰も認めはしない。そこからは、とにかく目の前の仕事に全力を注いだ。これが次につながる、誰かがきっと見てくれている、そう信じて。

 

 グループのため、自分のため、がんばっているつもりだったけど、それがグループ内に軋轢や摩擦を生んでしまうこともあった。今だから正直に言うけど……俺ね、キライだったんだ。足りないものだらけのグループが、俺の想いを受け止めてくれないメンバーが。今思うと、メンバーもそれぞれ自分なりにがんばっていたんだと思う。でも、幼い俺の目には向上心に欠けているように見えて。「もっと、もっと」と押しつけてしまっていたのかもしれないね。「いっしょに成長したいのに伝わらない」、「俺の気持ちを理解してくれない」そんなジレンマに悩んだ結果、「じゃあ、俺は俺で前に進もう」って。真正面からぶつかるのを避けるように、ひとりで突き進むようになったんだ。で、やっとまわりを見渡せる余裕が生まれた今、ハッと気づいたんだよね。「グループといちばん向き合っていないの、じつは俺じゃん」って。誰よりもグループのことを考えているつもりだった俺自身が、Sexy Zoneの“足りないピース”になっていた…そこに気づいたとき「ひとりで走っても、ひとりで強くなっても意味がない。全員で足並みをそろえて強くならないと輝くことができない」自分の中で意識が大きく変わり始めたんだ。

 

 特番のなかでも、グループとの向き合い方がわからないと話しながら、涙していた健人くん。自分から、グループについて踏み込んだ発言をすることはそう多くはないイメージがあったので、このインタビューは本当に貴重で、健人くんの伝えたいけど伝えられなかった今までの想いををひしひしと感じて、この記事を読んだ当初は複雑な気持ちになりました。

 確かに、健人くんの言うように、彼自身の振る舞いがグループ内にいろんな変化をもたらしたのかもしれません。けれど、私が健人くんに興味を持ったのは、まさに健人くんがひとりで突き進んでいた時期で…ひとりでも頑張ろうと、どんな環境でも輝こうと必死だった健人くんに出会えたから今の私がいるよって。そのときできるベストを尽くそうと頑張っていたのは十分伝わっているから、どうか過去の行動を全面的に悔いる必要はないよって。グループの名前を売るために、Sexy○○と言い続けたことも、確実に今につながっているし、もがきながらも前に進む意義を伝えてくれたことは、何よりも私の生きる指針になっているよと、伝えたいです。

 

 こうなりたい、こうしたいと思うことは簡単でも、それを実行することや、やりたい仕事を任せてもらう人間になることは、想像以上に難しいことです。でも、ひとつひとつ経験を積み重ねながら、少しずつでも前に進むことで、なりたい自分になれる…そんなことをアイドル人生をかけて示してくれている健人くんのことが、本当に大好きだし心から尊敬しています。

 25歳の健人くんが歩んだ道も、きっと未来につながっているはず。ずっとずっと、応援させてください。26歳の健人くんもよろしくね!

*1:約7年前、健人くんが演じてみたい役として雑誌で発言していたとのこと。これも、過去とのつながりを感じるお仕事です。

*2:2016年6月4日放送分

24歳の中島健人と私

 中島健人くん、25歳の誕生日おめでとうございます。そして、同日にSexy ZoneのNew Album「PAGES」もリリースですね。重ねておめでとうございます!!ジャニーズwebを通じた、Sexy Zoneのメンバーからのメールで、アルバム発売と同時にたくさんお祝いされる健人くんが本当に愛しいです。
 昨年は健人くんの誕生日に添えて、健人くんを好きになるまでの経緯を書きましたが、今年はこれからの活躍への期待を込めて、24歳の健人くんのお仕事で、個人的に特にこれは素敵だな、かっこいいなと思ったことを振り返ります。


その1
バラエティーの新レギュラー、映画主演、連続ドラマ主演を全てやり遂げたこと

 これらを全てこなしたジャニーズって他にいないのでは、という意味でオンリーワンかつナンバーワンだと思います。
 「ぐるナイチキンレースゴチになりますす!'19」では、初回放送から1位を獲り、代打で出た風磨くんのために「GOCHI NOTE」を作って積極的に取り組む熱意に感心しきりでした。
 途中からクビ候補となってしまい、ゲッターズ飯田さんにもクビ予想を言い渡されてしまいますが、それを覆す最終放送での1位&大清算で支払い分の全額返金&レギュラー残留という結果を残し、やっぱり健人くんはエンターテイナーだと確信しました。視聴者を釘付けにさせるのが上手です(*^^)

ニセコイ」では、原作に寄せるため変顔もためらわずに披露したり、座長として現場を引っ張ってくれたという言葉を共演者のインタビューから幾度も聞いたりして、さすがだなぁと。

 一方「ドロ刑」では、年上の共演者に囲まれて、のびのびとお芝居をする健人くんが新鮮でした。最初、原作キャラクター寄せたお芝居をしようとしたら、監督や脚本家にそれは違うと指摘されて、あの斑目くんの役作りになったと聞き、原作があるものでも中島健人としての役の正解を導きだせたのは、とても素敵なことだと思いました。
 原作の通りとはいかなくても、「ドロ刑」に関しては原作からのファンが「ドラマはドラマで良かった」という話をしてくださっていたのを、ちらほら見かけたので、なんだか嬉しかったです。
 主題歌の「カラクリだらけのテンダネス」もドラマの世界観を反映したSexy Zoneらしさが漂う曲で本当に良かったし、歌番組で堂々とセンターで踊る健人くんを見るのは感無量でした。だからこそシングルがもっと売れてほしかった…まだまだこれからだね!!

その2
24時間テレビのラストでの健人くんの挨拶

 グループとしてのお仕事は24時間テレビに集約されるのかなと思います。事前特番の「Sexy Zoneのたった3日間で人生は変わるのか」も含めて、Sexy Zoneにとっても転機となる本当に素敵な出会いがたくさんありましたね。
 それこそ特番の1回目で、健人くん本人が満足しきれていない状態でバク転を披露することになって。アイドルとして完璧なものを見せたい、という健人くんの美学を無視してでもやることなのかなとファンとしてモヤモヤする部分もありました。しかし、24時間テレビ終了間際の「この夏、人生を変えてくれたのは」という問いに対する健人くんのを聞いてそんな心配は不要だったとわかりました。以下、その書き起こしです。

「僕の人生を変えてくれた出会いは石ノ森章太郎先生です。僕はこれまでアイドルとして完璧を目指しすぎて弱い部分をなかなか周りに見せることができませんでした。でも章太郎先生は、辛い時トキワ荘の仲間に素直になって気持ちをぶつけて大きな壁を乗り越えてきました。僕はこの仲間と24時間テレビを過ごして素直になれた気がします。Sexy Zoneの皆に本当に感謝して、改めて本当にSexy Zoneを愛しているってふうに思いました。そして支えてくださる皆さん、これからも愛してます。ありがとう。」


 涙ながらに話す健人くんを見て私も思わずうるうるしてしまいました。自分の弱い部分を認めて、それは周りの存在があったから見せられたことだと、感謝の気持ちで締める健人くんは、やっぱり私が好きになった健人くんで、でも健人くんにアイドルとしての完璧な姿を求めていたこともあったから、知らないうちに追い詰めていたのかなと反省もしました。
 自分の理想を体現していく健人くんがもちろん大好きだけど、気を張りすぎず、時にはファンに甘えてもいいんだからね!!不器用なところも含めて、器用にこなせるように努力する健人くんが大好きだよ!!!


その3
健人くんの連載「キミと暮らせたら。」LIFE 47 雑誌の話

 現在、健人くんの個人連載はananとMyojoにあるのですが、今回取り上げるのは昨年12月に発売されたMyojoに掲載されていた「キミと暮らせたら。」の記事についてです。
 タイトルの通り、健人くんとわたし(健人くんにとっての君)が一緒に生活したらどうなるのか、ということを色んなテーマを絡めて健人くんが話しているのですが、この回は雑誌についてでした。
 健人くんがジャニーズに入ってから雑誌に載るまでに時間がかかったこと。それが家族会議の議題にも上がったこと。初めて自分が載った雑誌を書店で手に取ったとき心の底から嬉しかったこと。健気なところは昔から変わらないなと思いつつも、一番心に残っているのは以下の言葉です。

「取材が何十本もつづくときは、まわりから『大変じゃない?』と良く聞かれる。でも俺ね、番宣でなかろうと、何ページもの特集であろうと、雑誌の取材には100%の力で挑むの。これは今も昔もずっと変わらない。誰にでも雑誌に載れるわけじゃない。そこに載るのがどれだけ大変なことか、俺はちゃんと知っているから。(中略)たった小さなコラムでも“当たり前”じゃない。そして、その先にはそんな俺の言葉を待っててくれるみんながいるってことを、忘れちゃいけないよね」

 これを読んで、嬉しくてボロボロ泣いてしまいました。健人くん本人を直に見ることは年に数回あるかないかのコンサートが主で、正直、健人くんのことはテレビ、雑誌など何かしらの媒体を通じて知ることが多いです。心の中に健人くんの存在はあるけれど、あくまでもファン対タレントって一方通行だなと思うこともあって。
 でも健人くんはジャニーズwebの連載「Ken Tea Time」のハッシュタグ付けや、この連載での発言もそうですが、どんな仕事でも自分が発信する向こう側には常にファンの存在があること、そのことに対する感謝と愛を伝えるのを惜しまないところが、本当に素敵だと思います。だからこそ、ファンも健人くんのように受け手がいることを考えて発信していく必要があるとも考えさせられました。
 彼を応援していて良かったと思うことが近年多いのですが、健人くんからファンへの愛情を感じる機会が多くて、今年は特にそう思いました。健人くん、ちゃんと届いているからね!!!


 本当はまだまだ書き足りないこともありますが、この3点にまとめました。健人くんと出会って色んな素敵な価値観に気づけて、自分の人生をも前向きに考えることができるようになって…本当に感謝しかないです。
 私が健人くんに出会えたように、25歳の健人くんにも素敵な出会いがたくさんありますように!ずっとずっと応援しています。大好きです。

中島健人と私 ~生粋のアニヲタがジャニーズに落ちるまでの1110日~

  中島健人くん誕生日おめでとうございます!24歳も素敵な一年を過ごせますように。そして、遅くなりましたが、Sexy Zoneの皆さん今年度の24時間テレビのメインパーソナリティー就任おめでとうございます!今年のテーマは「人生を変えてくれた人」とのことなので、健人くんの誕生日に感謝をこめて、私の人生を変えてくれた人こと、健人くんの話をしたいなと思います。的を射ない表現が多々見られるかと思いますが、一個人の意見としてご理解いただけると幸いです。

 

 

  私が健人くんと出会ったのは、四年前の春のことです。その頃の私は、簡単にいうと不貞腐れていました。

 

 

  センター試験で大失敗し、受験校のランクを落として迎えた二次試験。何とか地方の大学に合格したものの、本来の力を出し切れなかった悔しさや今まで応援してくれた家族への申し訳なさで合格を素直に喜べませんでした。しかも、合格した大学は実家からは到底通えない距離で一人暮らしは必須、そのうえテレ東系列はおろかアニメがほとんど映らず、限られた番組が遅れて放送される地域…今でこそネット配信もありパソコンでアニメを見ることはできますが、アニヲタ歴10年、やはり地上波でテレビを通じて見る楽しみには代えがたいものがありました。

 自分の目標を叶え、趣味を充実させるために、あと一年浪人してでも実家から通える本来の志望校を目指したかった。けれど、予備校に通うとなるとお金もかかるし、そもそも浪人したところで志望校に受かる保証も、今以上に学力を伸ばせる自信もなかった。

 結局進学を決めたものの、楽な道に逃げてしまったな、という気持ちを抱えたまま、4月からの新居を探しに進学先を訪れた時。ホテルでなんとなくつけたテレビに映っていたのが、2014年3月17日に放送されたキスマイBUSAIKU!?にゲストとして出演していた中島健人くんでした。

 

 

 同級生にジャニーズを好きな子がいたこともあって、Kis-My-Ft2Sexy Zoneというグループがあることは知っていました。特にKis-My-Ft2は、よくコンビニで曲が流れていたな、とか、ドラえもんの映画の主題歌だよね、とか。けれども、Kis-My-Ft2がグループ名の冠番組を持っていることや、メンバーが7人もいることはこの番組を見て初めて知りました。

 健人くんに関しては、番組内で卒業をテーマにしていたこともあってか、藤ヶ谷さんの発表で突然泣き始めてキスマイ側を困惑させたり、ファンタスティック胸キュン(?)という造語を生み出したり、二次元のキャラのようにぶっ飛んだ人がいるもんだなとSexy Zoneのメンバーとしてというよりも、「この人が『銀の匙』の実写を…」と、中島健人個人としての印象が強く残りました。

 

 

 2014年4月。大学生活がスタートするとともに、一人暮らしで親の監視下から外れたこともあって、元々録画して深夜アニメをみていた時間帯に、深夜帯のバラエティ番組や音楽番組を見るようになりました。

 そこで出会ったのがUTAGE!で披露していたSexy Zoneの「King & Queen & Joker」。これがあの中島健人くんがいるグループか、と理解すると同時に、白い衣装に身を包み、グループの一員として笑顔で歌い踊る健人くんと、まるでアニメのキャラソンを彷彿させるファンタジックな歌詞とメロディに謎の中毒性を覚え、次の日にはCDを借りにいっていました(笑)レンタルショップSexy Zoneの棚をみていると、「バイバイDuバイ」だの「Sexy Summerに雪が降る」だの、一見よくわからないタイトルのCDが並んでいて、これは他の曲も何かありそうだな、とわくわくしたのを今でも覚えています。

 とりあえず目当ての「King & Queen & Joker」と、当時発売されていたアルバム二枚を借りて帰りました。いざパソコンに取り込んでみると、見立ては間違っていなかったようで(笑) 何この王道アイドル…曲中に台詞がいっぱい…と、特にファーストアルバムに収録されていた「スキすぎて」、セカンドアルバムの「ぶつかっちゃうよ」のキャラソン感に軽率に夢中になりました。二次元と通じる部分を感じ取り、久しぶりにアニメ以外で興味をもてるコンテンツが見つかったな、とSexy Zoneの活動に目をむけていた矢先。同年7月に、Sexy Zoneが3人体制で活動すること、聡くんやマリウスくんは別ユニットでの活動が主となることを、メディアを通じて知りました。

 

 正直にいうと、私自身3人体制については「公式(事務所)がそう言ってるんだから仕方ない」という認識でした。今でこそ、一つのグループで有り続けることの意義や、ずっと同じメンバーで活動することの難しさについて理解していますが、当時はジャニーズに興味を持ち始めて日が浅いのもあって、二次元でも、小説や漫画原作をアニメ化するときに、オリジナルのシーンが付け加えられたり、ボイスドラマで本来声がついていたキャストから変更されたりすることはあるから、ファンの考えがどうであろうと、公式に盾突いてもどうにもならないというある種の諦めというか「原作は、原作。アニメは、アニメ」と別物として捉えるのと同様に「3人のSexy Zoneも、Sexy Zone」 という心持ちでした。

 

 

 公式側の見解として、聡くんやマリウス君がそれぞれのユニットでセンターを経験して、その経験を持ち帰る、というのがありましたが、Sexy Zoneというグループ内でセンターを経験させることだってできたはずです。それに、Sexy Zoneのメンバーは5人と多すぎず、少なすぎずの人数かつ体格も顔立ちもはっきり分かれているので、さらに少人数で売り出さなくとも世間的に5人が知られる術は他にあったのではと思います。

 でも、公式の狙いに反して、ファンの大多数が「5人のSexy Zone」でなければ受け入れられなかった。「3人のセクゾは嫌だ」とか、「聡ちゃんやマリがかわいそう」だとか、特に酷いなと思ったのは「君にHITOMEBORE」でセンターポジションを健人くんが務めていたことに対して「勝利がセンターじゃないセクゾは受け入れられない」「今のセクゾを応援する人の気持ちがわからない」といった意見を見かけたことでした。

 この曲で健人くんがセンターを務めたのは、自身が主演するドラマの主題歌だったからだと思います。Sexy Zoneのセンター=勝利くんという考えに囚われ、他のメンバーがセンターに立つこと自体を否定する、ともとれる発言は健人くんのファンとして心苦しかったし、何より3人体制のSexy Zoneも好きだから、好きなメンバーがいるから、と応援している人がいるなかで、「応援する気持ちがわからない」と誰かの好きの形に目くじらを立てる理由がよくわかりませんでした。それと同時に、一部の攻撃的なファンをみて、ジャニヲタ怖いなぁ、私もファンを名乗ると叩かれるのかな、と思ったのも、申し訳ないけれど事実でした。

 

 3人体制になっても、変わらず笑顔でパフォーマンスを続ける健人くんと、対照的にどこか覇気のない態度の風磨くん。そんな二人に挟まれてどんどん痩せていく勝利くん。5人体制じゃないと嫌だとまでは言い切れませんでしたが、そんな3人をみているとどこか噛み合ってないなと思ったし、その当時何かの雑誌で見かけたインタビュー記事で「Sexy Zoneでいるとき、気を抜ける瞬間がまだない。個人の仕事で年上の方と一緒になるときとかはすごく気が抜ける。一応一番年上だからデビューから常に100%でやっているかんじ。プロだからというのもあるし、(気を)抜いたら壊れそうなんだよね、自分が(笑)」という健人くんの言葉がずっと引っかかっていました。

 グループの名前がなくともアイドルとして自分のキャラを確立していた健人くんを入り口にSexy Zoneを知った私としては、グループが健人くんにとって安心できる場所ではないかぎり、Sexy Zoneというグループを応援することが、健人くんの力にならないのではないか、むしろグループ名を背負わせてしまうことになるのではと考えてしまいました。

 二次元では、「(好きなアニメ作品の)続編が見たいなら、円盤(DVDやBlu-ray)を買え」という通説があることもあって、三次元でもDVDやCDといった目にわかる売り上げが、今後の展開に影響を及ぼすことは想像がつきました。

 それに、今のSexy Zoneで変に売り上げが伸びると、現体制が高評価されたと受け取られて、この何とも言えない状況が長引いてしまうことも考えられました。

 健人くんと出会って一年以上経った2015年6月。せっかく興味をもったけれど、自分が余計な気を回さず応援できる状態になるまで、グループ名義で発売されたCDやDVD、雑誌等は買わず、自分から積極的に情報を探すこともなく、なんとなくテレビや書店で見かけた健人くんとSexy Zoneの動向を見守ることに決めました。

 

 

 2015年12月に発売されたシングル「カラフル Eyes」で5人体制に戻ったように見えましたが、まだどこかグループとしてはぎこちないというか、本当に大丈夫?5人でいける?という気持ちでした。また、このシングルの発売を機に「5人に戻ったから応援する」と言う人も見かけたけれど、「3人体制の辛い時期に支えてこなかった人をファンとは言わない」だとか「出戻りのファンはいらない」だとかいう意見も見かけて…本当、ファンの定義って何なんでしょうね(苦笑)考え方が合わなければ、そういう発言を見なければいい、「そっとミュート」なんてフレーズもあるけれど、そういうことじゃなくて。そのコンテンツについてもっと知りたいと思った時に、否が応でもいろんな見解は入ってくるし、ファンの民度って第三者や興味を持ち始めた人ほどよく見ているよ、って。厄介なファンを抱えるグループに仕事がくるとは思えないし、何よりネットは誰が見ているかわからない、それこそ本人やその周りの人たちが見ている可能性も十分ある中で、「嫌なら見なければいい」精神で好き勝手に意見を発信することや、ファン同士で貶め合っているのはなんだかなぁ…と思っていました。

 

 そんな考えを持ちつつも、Welcome to Sexy Zone Tourのオーラス(2016年5月5日)で健人くんが「セクシーガール!俺たちもう大丈夫!大丈夫だから!」と言っていたと聞き、健人くんが大丈夫って言うなら…と安直にファンクラブに入り、それ以降のシングルも買うようになったのですが、やはりグループの雰囲気が変わったな、と感じたのは、8.25事件*1を経てSexy Zoneが5周年を迎えた頃です。「グループとして売れたい」「5人で頑張っていきたい」という思いが本人たちからビシバシ伝わってきて、健人くんだけじゃなくて純粋に“彼ら”を応援したいな、と思うようになりました。

 

 そして迎えたSexy Zone Presents Sexy Tour 2017〜STAGE。初めてツアーに応募し、大阪公演初日*2に参戦する気満々で、宿と飛行機だけ先に予約したものの落選。途方に暮れていたところを優しい方に救っていただき、初めて健人くんを、Sexy Zoneを自分の眼で見る機会に恵まれました。

 今までメディアを通じての姿しか見てこなかったから、彼らが生きている、実際に存在している人間だってことが始まるまで信じられなかったけれど、オープニングが終わって、5人のシルエットが見えて、明るくなって、健人くんの姿が見えて…あの時の感動を一生忘れないだろうなって。コンサートの内容とか構成とか、ぐっとくる部分はたくさんあったけれど、最後の挨拶で、「ジャニーズに入るまではシャイな性格だった」「自分を変えたくてジャニーズに入った」「なりたかった自分になるのに遅すぎるということはない」と話す健人くんを見て、健人くんと出会ってからのことを一気に思い出して、胸がいっぱいになりました。

 

 健人くん、本当にありがとう。自分の人生の逃げた先で貴方と出会ったけれど、貴方はいつだって、どんな状況だって、笑顔で歌って踊って、前を向ける言葉をたくさんくれたね。健人くんとSexy Zoneが描く未来を応援しつつも、もし、いつかどこかで、健人くんと面と向かって話せるときがきたら、「健人くんのファンです」と胸を張って言える自分になることが、私の夢です。

 

*1:風磨くんが健人くんのソロコンサート「#Honey Butterfly」を一人で見学しに行った日のこと。

*2:この2017年3月31日は、どうやら私が健人くんと出会った「キスマイBUSAIKU!?」から1110日だったようです。